テニスと種蒔き

こんにちはstelliterです。

 

先日所用で出掛けたついでに本屋さんへ(BOOKOFFさんね)。

どうしても行きたいわけではなかったのですが、本も一期一会。

たまたまいい本に巡りあうことってありますからね。

 

その日手にした本に書いてあった一節。

ちょっとだけ言い回しを変えて表現するなら

 

『農耕民族たれ』

です。

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とかく積極的かつ派手な狩猟民族こそもてはやされ、農耕民族はパッシブなイメージをもたれ、あまり好まれない傾向にありませんか?

ビジネスシーンでも対人関係でも何でもそうです。

 

例えば営業業務なんてどうでしょう?

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顧客に対し優れた交渉テクニックを用いて、いかに目の前の契約を成立させるか(狩るか)という狩猟民族的手法もアリです。

 

しかしたくさんの顧客候補に少しずつ種を蒔き、のち、その幾つかに芽が生え契約に持ち込む(実を収穫する)という発想。

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即断な結果にはとらわれず、熱心に種を蒔き、成長を見守り成果に繋げる。

 

農耕民族のよい面です。これはこれで素晴らしい。


わかってはいても、自分はどうであったのかと自問した時、明らかに農耕民族の計画性は持ち得ていなかった。

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種を蒔いたとしても熟成期間を待たず、

『もう収穫か?』

なんて結果に急く人間であったことを恥ずかしく思います。

 

テニスも同じことです。

目の前の勝負に勝てなかった、ポイントを失った、ミスしてしまった。

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要因は様々ですが、大幹となるのはそれらに対処できるプレーヤーに自分を育てようと種蒔きをしてこなかったからです。

 

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ちょっと違う路線で言うと、いま目の前に『極上の女』がいて、今日結果的にお持ち帰りできなかったのは、それに叶う魅力的な男に自分を磨き上げる種蒔きをしてこなかったから。

 

別にいいんです、明日勝てばいい。

来月、来年勝てればいい。

そのうち向こうから勝利はやってくる。

 

ほっておけばそのうち向こうのほうからべっぴんネーチャンが連絡してくる(笑)。

 

種を蒔き、手入れを怠らなければ。

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逆に言えば、それらなくしてテニスの上達もない、いい女も引っかけられない(仕事の話しろよな、、あくまで例ですw)。

 

センスも器量もないんであればね。


たしかに時間は有限です。

しかし僕は50歳になった今からでも『テニスの種』を蒔きたいと思っています。

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どんな花が咲き、どんな実を味わうことができるでしょうか。

期待しないで待っててくださいね。