こんにちはstelliterです。
先日の記事
色々視点はあれど、一発の力って歳いっても意外と長持ちする。だから一番衰えないのは『サーブ』。
と、決定づけました。まああくまで私見ですけど。
じゃあ一番衰えるのは何だろうか。。。
腕力も走力もまあ落ちるは落ちますけどね、、、しかしそれじゃ面白くないっしょ?(笑)
これもstelliterとしては即答。『リターン』でしょう。
皆さんもそう思いませんか。
確実に落ちてきますねリターン能力は。
(👆こんな過去記事も書いてるし)
もちろん個人の技量によって差はあります。50代60代過ぎてもリターンが上手い人は沢山います。
しかし私あたりにお相手いただけるくらいの所謂アベレージプレーヤーレベル(くらいかなーと思ってます)であればそうですね、、、50代超えてくると一番残念なスキルと成り下がるのがリターン能力だと思います。
年配の方と対戦していて最も助かるのって相手のリターンミスじゃないですか?
それ以外のスキルはまだまだ健在、サーブも速いし足もまあまあ。
しかしリターンだけは結構ガシャ当たりとかしてくれる(サーブにもよるけど)。
動体視力、静止視力、当て感など、感覚的な部分の反応速度が落ちてくるからなんでしょうね。
若い人でもキャリアの浅いプレーヤーであれば、単にリターンスキルそのものがまだ足りていないということでリターンミスが多い、、これは仕方ありません。
しかし、若かりし頃からテニスをたしなみ、なかなかのキャリアを積んだ方でも、徐々に衰えていってるのがリターン能力。
しかもそれを本人が結構自覚出来ていないということもあります。
先に申した、腕力や走力なんかの衰えのほうが本人は感じやすい。
確かにリターンは相手サーブの良し悪しも大きく影響しますからね。
ま、相手のサーブが良すぎたからしゃーないか。。
なんてリターンミスの原因を根こそぎ他要素に押し付けてしまったり。
あまり自分が速いサーブに対応出来なくなり始めていると考えないんです。
かといってラリー練習やボレストなんかはやっても、なかなかリターンに特化した練習って本腰入れてやりませんもんね。
すぐにゲームやっちゃう私のような人もゴマンといる(笑)。
だからね、、、36歳(だったっけ?)まで鬼のリターンを武器に(もちろんそれだけじゃないけど)ATPツアーのトップレベルで戦い続けられたアガシはやっぱりレジェンド中のレジェンド。
聞けばアスリート向けの目のトレーニングをいち早く取り入れ、リターン能力の衰え(モチロンそれだけじゃないと思うけど)に備えていたというロングキャリアを見据えた余念のなさ、隙のなさ。
人外たる所以ですな。