こんにちはstelliterです。
昨日のツイートで急遽最新のではなく、往年のグラファイトOSのストリング張りを行ないました。
訳あってグラファイトOSにナイロン張り上げ中、、
— stelliter@テニスアディクト (@stelliter1) January 29, 2021
訳あってね🎾 pic.twitter.com/m3ujW6Myw9
ツイート内にもあるようにちょっと訳あってです(笑)
で張り上げ後今日一日使用させていただく機会を。
かなり昔の(たぶん20年以上前の代のグラファイトかと)ラケットなわけですが私なりに、、
- X-BLADE305との比較感想
- グラファイトOS単体での打った感想
この2つの視点で感想を述べたいと思います。
上手くないんですけどねこういうインプレは。
それではいってみましょう。
❝X-BLADE305とグラファイトOSとの比較❞
ちなみにストリングは両ラケットとも、今や私おなじみとなりましたナイロンモノです。
(①打感〇)
グラファイトOSは打つ前から『相当柔らかいんだろなぁ』と想像していましたが、打ってみた感じ
お、結構しっかり系じゃないか
柔らかいっちゃ柔らかいですが、フニャフニャで頼りないってことは全然ない。
現代的なラケットとの比較ならしっとりしてはいるんだろうけど、それでも
今年発売されたラケットです。
と言われても別に違和感ない感じ。
あと、打感ではないですが振り抜きはデカラケの割に悪くない、、むしろいい。
中々の総重量(340g超えです)ですが、ここはかなりのトップライト設計が寄与しています。
ただし問題は次の項目です。
(②飛び・アシスト✖)
ここがやはり決定的に違いました。
フェイスサイズが10インチ近く違うのですがフレーム厚はX-BLADEのほうもそこそこ薄ラケ(21~22mmだったかな)。
なので意外と変わらないかな~と思いましたが、明らかにX-BLADEのほうがフレーム自体の弾きが強い。
両方同じ勢いでボールをぶつけてどっちが飛ぶか、、で言えばX-BLADEのほうがだいぶ飛ぶという感想です。
グラファイトOSも昔のラケットにしてはやはりデカラケで重さもしっかりある。なのでそこそこのアシストではありますが、現代ラケットとの違いは明白でした。
私が特にそう思っただけかもしれませんけど・・
(③コントロール性〇)
ここはフェイスサイズの小さいX-BLADEに軍配かと思われましたが、グラファイトOSもデカラケの割にはなかなかのコントロール性。
打った後の『ピシッと収まる感』が素晴らしい。
20年以上前のラケットとは思えないくらいの高剛性。
よってX-BLADEといろいろな面を含めて『同じくらい』のコントロール性と感じました。
(④スイートの広さ▲)
107インチの古いラケットと考えた場合、、
『ほんのちょっとだけ狭いかな、、』
と思いました。フレーム厚が19mmのストレートビームですからね。フェイス面積以外の形状面での工夫が期待できないという面がそのまま性能に反映されています。
でも十分じゃないですかね。
打った瞬間に『あ、デカラケのスイートだな、このストリングベッド感は』と感じ取れます。
逆に新鮮ですよ、この感覚はね。
(⑤見た目◎)
そしてラケットのルックスいってみましょう。
もうね、言うまでもなく◎👍👍👍
最高でしょ。プリンスのラケットのグッドルッキングぶりは常に私的にナンバーワン。
そしてグラファイトOSはその中でも最たるものです。
どうです、、造形的にも最強すぎる。
これをカッコ悪いとは絶対に言わせない(笑)
❝グラファイトOS、総合的な感想は『もはや現代では厳しいかな・・』❞
最初の打感の項で書こうかと思いましたが、まず打った第一印象として即効で『まったく味付けされていないプレーンなラケット』という印象を持ちました。
しかし前述の通り、、
『飛びとアシストの無さはチョット現代では厳しい』
『中級以下のアマチュアプレーヤーにはなおさら厳しい』
ここは避けられないと思います。
飛んでアシストのあるラケットに慣れている人からすると、どうしたってプレー中無理を強いられることになりそうです。
これは賛否あることとは思いますがあくまで私見です、ご容赦ください。
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しかしそれ以外の要素では具体的にここが足りないなという点もまた見受けられないです。
古き良きラケットを味わいつつ、打感や『風情』を大事にされる愛好家であればそれなりにテニスを表現するのに問題もないことでしょう。
そういった点ではさすがはグラファイト。
ってことはそのアシスト部分をきっと大幅に改善され、現代的な味付けを施された最近のファントムグラファイトは 、、
もっとイイかも👍