こんにちはstelliterです。
フォアハンドのイップスに悩まされ、早半年くらいでしょうか。
なかなか改善の兆しが見えないにも関わらず、年末年始と練習ではなくゲームばかりしております。
で、昨日は年始最初の自開催オフ。
サシでしたので時間もあるということで、少しアップ(せいぜい10分くらいですが)して即ゲーム開始という流れにおいて、その最初のアップで。
『まったくフォアの感覚がない・・・』
ショートラリーからロングに至るまで、全然フォアのスピンに関してはボールをコントロールできないんです。
ラリーが続かないんですとにかく、、お相手の方に申し訳なかったと共に、たぶんこの時点で気づかれたと思うんですよね。
あ、この人イップスだなフォアが、、こっち狙っちゃえ
そういった不安しかない中、ゲーム開始。
相変わらずサーブとバックハンドでなんとかゲームを組み立てていました。
しかしチャンスボールやつなぎのボールすべてフォア側に来ると、もう腕が硬直する。全然制御できないんです。
流石に空振りとかはないんですが、ネットミス、オーバーミス、もしくは只々怖々と返すだけ。
せっかくチャンスを作り出しても、そんなフォアを打つものだから逆に相手にチャンスボールを献上している状況でした。
結局追いつき追い越され、最後も力ないフォアのせいで逆転で1セット目を失いました。
顔で笑って心で自分自身をぶんなぐっていました。
なんで・・・なんでこんな風になっちまったんだ俺は
自虐以外の気持ちなど持てない中、第2セット開始前、、踏ん切りをつけました。
もういい、、フォアはすべてスライスでいこう
このように開き直ってゲームに臨みました。
で、この昨日のツイートです。
かなり遅いおはようございます。
— stelliter@テニスアディクト (@stelliter1) January 4, 2021
朝イチでサシのシングルス終了。
第1セットを競り負けた後、あまりのイップス症状に
『ダメだ、、俺はもうフォアのスピンは使えない』
と残りの2つのセット、ほとんどフォアはスライスを使いました。
結果は圧勝でした。
ちょっと自分の中で心境が変わりました。 pic.twitter.com/fnreHg5zXw
そうなんです。
現時点で私はもうフォアのスピンは使えないプレーヤーになってしまったんだと諦めました。
それまでは出来ていたとかは関係ない。スピンを打ってゲームをコントロールできる技術が失われたんだと腹をくくりました。
何より、常に不安な気持ちでフォアのスピンを打つことにもう精神的に耐えられなくなっていました。
逆にテニスを始めて初期の頃から今に至るまで、フォアハンドのスライスには絶大な自信がある私。
- 速いスライス
- つなぐスライス
- 回転多め・少な目
- アプローチ
なんでもござれ。
卓球やっていた時もどちらかと言えばツッツキ重視(スライスみたいなアンダースピン)のスタイルだったこともあってか、とにかくフォアのスライスを打つ分には緊張しないんです。
まあその、、、カッコいいかどうかなど、どうでもイイ(笑)
ツイート通りその後消化した2セットはスコア的に圧倒(2セットで2ゲームしか与えなかった)、、ほぼミスしなくなった私に相手も節々で根負けしてくれました。
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以前の記事で変わったスタイルのプレーヤーや最強のシコラーといった内容をお伝えしましたが、この日の私はまさにこれを地でいきました。
正統派でもなんでもない、、スクールやレッスンに参加したら指導者になんて言われるかわかりゃしないスタイルですが、こういうのもまたテニスの一つです。
(正統派ではないと言ったらやはりこの人)
人のを見て、、ではなく自分で実践した行動により、もっともテニス観を変えられた一日でした。