こんにちはstelliterです。
今回は、わたしがこれまで所有していたもしくは打ったことのあるラケットの中から、「よく飛ぶな～」と感心したラケットベスト３を挙げてみたいと思います。
「このラケット最高！」
「よくスピンがかかるよね！」
ではございません。
あくまで「飛び・パワー」に注目しました。
皆さんの印象と異なるとは思いますが、あくまで私的な意見としてお許しください。
今回は一番売れ筋であろう
「１００インチ編」です
それではいってみましょう。
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目次
＜第１位🎾ピュアドライブロディック２００６＞
いきなりなんの躊躇もなく1位発表です。
フレーム厚：２３～２６ｍｍ
重量：３１５ｇ
バランス：３１５ｍｍ
ストリングパターン：１６×１９
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BABOLATの「ピュアドライブロディック２００６」
ご存じアンディ・ロディックのためにBABOLATが提供した専用モデル。
その重量感にたがわぬ図抜けた破壊力はとにかく、、
「ラケットにパワーが欲しい」
これを求める方にはうってつけの一本です。
独特のスペックが生み出すラケットを持った時のズシッ！とくる重量感。
スウィングウェイトがあって、ボールをガッチリ受け止めるパワーアシストと、跳ね返す反発力が素晴らしい。
デカラケの反発力とはまた違う、全く打ち負けない反発力です。
２００６年ピュアドライブシリーズより新発売（確かそのはず）になったロディック。
同時にピュアドライブシリーズに新しくコアテックステクノロジーを搭載したことにより、振動吸収性を高めることを実現しました。
しかし飛びそのものを吸収するわけではありませんでした。
２００６年ピュアドライブシリーズが全体的にパワーアップ化したことに比例し、そのオーバーパワーぶりが却って制御不能なラケットであるという印象となってしまい、わたしには扱いきれず手放しました。
一時期はプロハリツアーの1.30mmを５５ポンド（私にはかなり飛ばないセッティング）で張っていたにもかかわらず、それでもなんかコントロールできている気がしないという（笑）
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のちに２００９、２０１２年のロディックも一時期所有したことがありますが、やはり初代２００６年バージョンよりはやや控えめな方向に調整したのか、「カッキーン感」が薄れました。
ですのであくまで「飛ぶ！」ということでいくと「２００６年ピュアドライブロディック」が1位です。
＜第２位🎾テクニファイバー T-FLASH 315 VO2 MAX＞
フレーム厚：２１．５～２５ｍｍ
重量：３１５ｇ
バランス：３１０ｍｍ
ストリングパターン：１６×２０
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価格:5,500円 |
２位はテクニファイバーの「T-FLASH３１５ VO2 MAX」です。
こちらも結構ロディックとスペックがかぶります。
これがですね、、なかなか不思議で魅力的なラケットなんですよ。
次期のSTEPFLEXも試打しましたが、こちら１つ前の歌舞伎バージョン（当時話題で持ちきりだったそうで）のT-FLASHが一番飛んだように思えます。
とにかくかなり硬質なラケットで打感はガッチリ系、、ギンギンに剛性が高く、
「ボールに体重が乗ってる！」という感触をひときわ感じられます。
ボールの潰し具合でいくとロディックよりこちらのT-FLASH３１５のほうが上ですね。
ストリングパターンがクロス２０本なのと、ややフェイスが縦長形状であったことから、ストリングベッドがやや控えめになり、少しだけ飛びはロディックには劣りました。
それでも十分オーバーパワーなラケットです。
今回は「飛び」をメインに据えているので２位評価でしたが、
「お気に入りラケット💛」というランクでしたらT-FLASH３１５のほうが好きです。
＜第３位🎾プリンス EXO3 BLACK 100＞
フレーム厚：２２～２４ｍｍ
重量：３０５ｇ
バランス：３２０ｍｍ
ストリングパターン：１６×１９
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３位はプリンス 「EXO3 BLACK１００」です。
ご存じシャラポワがプリンスで最後に使用していたモデルです。
スウィングウェイト的にも黄金スペックより飛ぶ設定、しかもEXO3でしたから事実良く飛ぶラケットです。
BLACKシリーズ（のちのビースト）もひとつ前のO3 SPEEDPORT BLACKの頃から、そのパワースペックは評判で人によっては、、
「プリンスのBLACKこそ一番強烈に飛ぶ」というレビューも見受けられました。
しかし私としてはBLACKシリーズ、というかEXO3の黄金スペック系はピュアドライブなどと比較して剛性感が低いラケット（O3だからかと）と認識しています。
面安定性（面ブレ）も併せて少し頼りないラケットという印象が拭えませんでした。
よってその面ブレ感をパワーロスと感じてしまったことから、単純なはじき返しの部分でより高剛性なロディックのほうが飛ぶと感じました。
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以上が私の挙げる１００インチ編の飛びがいいラケット上位３本でした。
＜普通に黄金スペックは入らないのか？？＞
普通に黄金スペックのピュアドラやその他は？？
という意見もあるかと思います。
しかし私の考え方として、同じ１００インチ・同じシリーズであるならば、
- おそらく同じ金型・同じマテリアルを使って製造している
- であれば反発性能はほぼ変わらない
- であれば単純に重量のあるほう、、スウィングウェイトの大きなラケットのほうが飛ぶ
というように認識されるのが普通でしょう。
感じ方は人それぞれで、
「少しスウィングウェイトの軽い黄金スペックのほうが速くラケットが振れて、その分飛ぶように感じるのでは？？」
という意見もあるかと思います。
しかし、ラケットにリードテープ（鉛）を貼ってスウィングウェイトを重くし、飛びを良くしようとしたりするプレーヤーが数多いこともまた事実です。
ということは通常の黄金スペックよりこのロディックスペックのほうが「飛ぶ」と一般に認識されている証拠にもなりえると思います。
実際私自身も先入観ではなく通常のピュアドライブ（こちらも３世代分ほど使用実績あり）よりもロディックのほうが明らかに飛ぶと感じました（ストリングセッティングもほぼ同条件にて）。
なのでほかの100インチの黄金スペックラケットでは飛びにおいては太刀打ちできません。
プリンスのビーストやヨネックスEZONE、スリクソンV3.0などと較べてもロディックに軍配です。
（そのうち黄金スペックで一番飛ぶのはどれだ、、も、やっておいたほうがいいですかね）
＜最後に：あまり流行らなかったロディックスペック＞
アンディ・ロディック登場以来ほんの少しだけ賑わいを見せたこの黄金スペックを少し重量化させた「ロディックスペック」（こんな言葉ないか。。）
具体的に真っ向からスペックがかぶり気味だったのも先に挙げました、T-FLASH３１５以外だとあとはBRIDGESTONEのデュアルコイル3.15くらいでしょうか（売れなかったですねぇｗｗ）。
現在となってはもはや同じBABOLATのピュアアエロツアーくらいしか同スペックラケットは存在していません。
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却って今や「ツアー」と名されたロディックスペックはやや
「扱いづらい」
と敬遠されていったのかもしれませんね。
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単に「飛び」ということなら１００インチの黄金スペックで十分に事足りるし振りやすい。
あとは個人個人で調整すればいいという方も多く見られるので、あえて最初から少し重めのラケットを選ぶ必要もないのですかね。
ロディック本人の２０１２年引退と同時にますますロディックスペックは縮小傾向ですね。
私個人としてはなかなかいいラケットだと思いますが。
まあ飛びすぎ注意です💦🎾
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私が打った中での順位付けですので信ぴょう性に疑問を持たれることもあるかと思いますが、当たらずとも遠からずというところではないでしょうか。
もしご興味ある方は、一度中古のラケットからでもお試しになってみてください
次回は１００インチに次ぐ人気激戦区「９８インチ編」を考えてみたいです。
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