こんにちはstelliterです。
前回・前々回と脱力テニスについてお話させていただきました。
今回はわたし的に、この人のフォアハンドは参考になるというプレーヤーを挙げてみました。
動画とともにどういった部分が我々中級プレーヤーにとって参考になるのかをお伝えしたいと思います。
今回は男子プレーヤー編としてこの選手のフォアハンドを取り上げてみたいと思います。
アイキャッチでもうバレてるとは思いますが、結構意外と思われるプレーヤーですよ。
それではいってみましょう。
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目次
<お手本なフォアハンド㊚:ケビン・アンダーソン>
私的男子プレーヤーでおススメしたいフォアハンドの持ち主、、
ケビン・アンダーソンです
身長203センチから放たれるビッグサーブが武器の選手ですが、私の注目したのは彼のフォアハンドです。
どうでしょう、このサイドからのスローモーションでわかると思うのですが、かなり脱力せずインパクトを迎えていませんか。
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これは、かたやかなり脱力したフォアハンドを打つジャック・ソックと見較べれば良くわかると思います。
グニャグニャじゃないですか?
ここまで肘が動くということは肩から先にかけて相当脱力しているということです。
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ここまでいかないまでも、ではキリオスとの比較ではどうでしょう。彼もなかなか脱力したフォアハンドです。
やはりかなり肘の動きが活発ですよね。グニャグニャしています。
そこでもう一度別の動画でアンダーソンのフォアハンドを見てみましょう。
どうでしょう、上の2人を見た後だと、とても素直にラケットが動いているように見えませんか?
肘がかなり等尺で動き続け、インパクトに向けて非常にミートの意識が高いように見えます。
テイクバックはキリオスとよく似ています
しかしこの位置から↓
インパクトを迎え↓
そしてこの位置まで↓
まったく味付けや脱力なし、、肘がまっすぐそのまま出てきてボールを打ち抜いていますよね。
腕を鞭のように撓らせてひっぱたく感覚などないのではないでしょうか。
グリップもおそらくガッチリ握っているはず。本人は、、
「そんなことないよ」
といいそうですが、実際の保持性はかなり高いと思います。
<脱力しないフォアハンド:余計な動きとは>
脱力せず安定したフォアハンドの打つ再現性において、あまり使わないほうがいいんじゃないかなという動きがあります。
いろいろありますが中でも一番余計だと思うのは
それは回内運動です
この動きですね。
(回内させるメリット)
先のキリオスやソックはこの動きを使いまくって、フォアハンドに強烈なパンチを加えています。
通常の肩を中心とした旋回に加えてこの肘の回内運動も積極的に行うとスイングスピードがかなり増し、ものすごいフォアハンドが誕生します。
(回内させるデメリット)
しかしご存じの通りこれは脱力テニス・脱力フォアハンドのたまものです。
ラケットフェイスが回内とともに急激に動きますから、飛んできたボールにドンピシャの角度とタイミングで打つのが非常に困難です。
センスがないと暴発しすぎてしまいます。
<なぜアンダーソン??>
私自身かなり最近の選手となると情報に乏しく、かつあまり古い選手を引き出してもどうかと思い、結構誰を選ぼうかと悩みました。
「他にもっとフォアハンドが武器な選手いるでしょ?」
と疑問に思われたかと思います。
しかしフェデラー、ナダル、ジョコビッチといった面々はフォーム云々以上に特別な才能を持っている選手です。
あくまでそのフォームに関しての部分でアンダーソンは男子選手において最適かなと判断しました。
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ちなみに迷ったのは
ソダーリン
ダビデンコ
ナルバンディアン
いずれも少し前に引退してしまった選手たちです。
彼らもまた、あまり「脱力しないフォアハンド」の持ち主でした。
そう考えると、この脱力しないフォアハンドも時代の流れで少数派となっている傾向にあるのでしょうか。
<大型選手は脱力しないテニスの参考になる>
これは私見ですが、200センチ前後もしくはそれ以上の大型選手は基本的にそれほど器用な選手は少ないです。
サーブを中心としたパワープレイで相手を封じ込めるスタイルですからそれほど細かいテクニックに注力しているように見受けられません。
そして大きな体を比較的スタンダード、もしくはコンパクトに使ってテニスをする印象があります。
イズナー(ちょっとコンパクトな動き)
ゴンザレス(デカい動き)
そのオーバーアクションの少なさが却ってわれわれ中級プレーヤーにとっては、いいお手本と思うのですがいかがでしょう。
<まとめ>
アンダーソンの安定志向のフォアハンド、感じていただけたら幸いです。
非常に味付けの少ない、脱力しないフォアハンドは我々にとってとても参考になるはずです。
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次回は女子選手にスポットを当てて安定志向な
「脱力しないフォアハンド」について記事にしたいと思います。
これまた意外な選手を候補にしています。
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