こんにちはstelliterです。
皆さんの周りでテニスが急激に強くなった人っていますか。
久しぶりに対戦したら前まではあっさり勝っていた相手に負けてしまったというような。
きっといますよね。
なぜその人は急に強くなったのか。
ここについて考えていきたいと思います。
それではいってみましょう
目次
<練習の仕方に違いはあるか?>
一回負けたくらいではこちらの調子云々ってこともあり得ます。
たまたま負けただけなのかもしれませんからね。
しかし、2回3回と連敗を重ねるようになったらこれはいよいよ確信ですね。
「逆転されました」
なぜ逆転されたんでしょうか。
「その人は何かに取り組んだ・すでに取り組んでいた」
どちらかの可能性が高いです。
そして連敗を重ねると、負ける理由もわかってくる。
相手は一体どのようにして上達したのかを知りたくもなります。
ではどうやって相手は上達していったのか。
<実はまじめに練習していた>
これしかないと思います。
「いやいやこっちだってまじめに練習してたよ」
「あの人だけ、なんかいいレッスンでも通っていたんじゃないの?」
特別な㊙上達法とかがあってそれを教えてもらったから、、と言いたいのかもしれません。
誰でも与えられた時間は同じですから、そう思うのも無理はないでしょう。
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でも逆にこうは考えられないでしょうか?
- その人の練習が適正であって、ある意味普通。
- 私たちが行なってきた練習が実は不適正であった
だから上達しなかった。
こうは言えないでしょうか。
決して特別なことをしたわけではなく、彼は普通に上達していった。
では、、
「彼の練習は適正」
「われわれの練習は不適正」
とはどういう状況のことなんでしょう。
<遠回りしたくないと勘違い>
仕事もプライベートも随分と遠回りばかりしてきた自分なのでよくわかります。
同じ時間経過の中でもなぜ練習の結果に差が生まれるのか。
それは
「練習(取り組み)の途中経過を気にしすぎる」
これが一番練習の遠回りになっているのではないでしょうか。
ちょっとやってみてダメだったり馴染んでこなかったりして、すぐにまた効率のいい練習方法を模索する。
遠回りしたくないと思ってしまう。
わたしもこれを死ぬほど繰り返してきています。
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かたや、何か徹底し愚直に取り組んだものって、何かしら進歩や定着が早く見えてくるのではないでしょうか。
少なくともそこまでいって初めて、、
「1か月も同じ事やってきたらなんか上手くいくようになってきたかな。続けてみるか」
「うん、1か月でこの進捗ということは、、、このやり方は先がないな、、別の方法に変えよう」
なんとなく傾向が見えてくる。そこで初めて判断する。
これが正しい練習への取り組み方のような気がします。
先の相手は
急に強くなったわけではない
ということです。
<ちょっとくらいはカタにはまってもいいのかも>
少し余談ですが、
「スパニッシュテニス」
というのを耳にしたことはあると思います。
テニスの強豪国(わたしは最強と思ってます)スペインでの伝統的な指導方法ですが、生徒の分け隔てをすることなく、かなり一貫した指導を徹底するようです。
- 球出しおよび多球練習に重きを置いている
- 練習パターンはごく少ない(この限りではないと思いますが)
- 終日および連日それを繰り返す
そうとう単純な練習をやらせるそうです。
来る日も来る日も同じ練習、、しかしやがてそれが選手に刷り込まれていく。
このバリエーションの少なさが却っていい効果を生むようですね。
まずは
全員カタにはめて指導
疑問に思わせることなく、とにかくやらせる。
こうやって選手を一つの方向に向かせ、技術の早期定着を目指す。
そして気付きを得る。
一見昔の職人さんみたいですが、実は理にかなった指導方法、上達方法なのかもしれません。
特に後発プレーヤーであるわれわれは焦って効率に走りがち。
逆に正しい指針となるのかもしれません。
<テニスの上達・練習方法は無限に存在する>
もうすでに動画でも雑誌でもブログでも、テニスの上達や練習方法に関する知識ってそこら中に溢れていますからね。
それでも上達の早い人と遅い人に分かれます。
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もちろん才能差はあるんでしょうけど、要は受け取り側の問題がのちを大きく左右する、、知識の活かし方もまたいろいろ存在するということ。
言い換えれば受け取り側(指導される側)が自分への導入方法を考えなおさないと指導法もまた意味のないものになってしまうということです。
<今からでも遅くはない>
急に上達するという捉え方はやめましょう。
ここに抗うから大抵は失敗に終わるのです。
努力が実を結び始める成長曲線は人それぞれですから。
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何歳からでも、何度目の挑戦からでもいい。
「いまからでも遅くはない」
「遅いと思っている時間がもったいないから、今からやりましょう」
これですよね。
いまからでも真面目にやれば、絶対に何かの技術が習得されるはずです。
テニスを始めたのが遅いのであればなおさらチャンスですよね。