こんにちはstelliterです。
先日、お初の主催者であるOさんのオフにお世話になってきました。
初めて対戦する方ですので、どういったプレーをしてくるのかよくわかりませんが、こういった瞬間って実にワクワクします。
アップも含めた2時間の中で2セット消化でき、結果5-6、2-6と惨敗でした。
最初のアップ段階では、、
あ~、これはそれほど離されて負けることもないだろう、、っていうか普通に勝って帰れるな
と高を括っていたんです、、しかしおバカさんでした。
第1セットは競り負けしましたが、それは私がヘマしただけ。Oさんを脅威に感じていたわけではなかったんです。
次は絶対に圧倒する!
と第2セット、意気込んだまではよかったんですが、あれよあれよという間に0-5にされ、最後2ゲーム取ったのみで結局2-6。
休憩時間にOさんとお話ししたんですが、、
いや~あっさりヤられちゃいました、お手上げです。
そんなことないですよー
第1セットと打って変わってギアが上がりましたねOさん
いや、そんなことないんですけどね、、ちょっと休憩時間に考えた『作戦』が功を奏しました。
あ、戦術にハマっちゃいましたか私💦
リターンの立ち位置とコースを工夫したら、Kさん(私)がアドサイドのサーブのタイミングか乱れるのを第1セットでわかったんで、そこを突いたんです。そしたら私の方のリズムもよくなったみたいです。
え~、そんなとこまで読まれてたんですね、、まったく意識しなかったですよ
確かこのような会話をしたんです。
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私も含めて、2人とも決して高いレベルではない。
こういったプレーヤーの場合、相手との戦い方よりもついつい自分のプレーばかりに目を向けてしまいがち。
打ち方とか自分の放ったボールの質とか、、つまり自分のテニスばかりに注目してしまう。
『自分の調子が良ければあとは運を天に任せる』
このようなスタンスでゲームに臨んでしまう。
また、
いや~自分なんか作戦を立ててゲーム、、の前にまずは自分の調子を上げる段階ですよ💦
もちろんそれが正しく機能する場合もありますので、これは一見的確な自己評価をしている良コメントとも取れます。
しかし実は結構「的外れ」なコメントであったりもします。
ただ単に練習するという状況においてならそれもいいんですが、オフの練習試合とはいえ一応お互い勝ちに来ているわけです。
自分の調子さえよければ、、、、というのは対戦型の競技においてはあくまで理論上ですが半分以下の要素に過ぎない。
残りはもちろん相手の調子、、そして最も大事な
『ゲームプラン』
これに他ならない(相性や運もありますがこれは不確定要素も強く、今回割愛させていただきます)。
『ゲームに勝つためにプランを立てる』
ここにフェーズは存在しないはずです。
- 同じくらいの相手
- 自分より格下の相手
- 自分より格上の相手
どんな相手との対戦でも、ゲームプランというのは必ず携える、もしくは途中であっても組み立てなければならないはずです。
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ゲームプランを立てて戦うメリットは大きく2つあると思います。
- 正しく遂行し、読みが当たれば勝つ可能性が高い(これは当然)。
- ゲームを通じゲームプランに注力することで、自分のプレーそのものを意識せず集中しやすい。
1.は先に申した通りです。勝つため、勝ちやすくするためにはゲームプランは絶対にあったほうがいい。
そして、加えてどうでしょう。2.もめちゃめちゃメリットありそうですよね。
作戦遂行に意識を向けることによって、つい考えがちになりやすい自分のプレーについてあまり考えないで済む。
集中状態に入りやすいとでもいいましょうか。
『できる人』『ゲームに強い人』ってのはこういうマインドでプレーしているんですよね。
別にへんてこなスイングでもなんでもいい。
ゲームを楽しみ、勝つことに集中し、そのために何をすればいいのかにおいて、自分を外側から見つめている。
Oさんは短い時間の中で私の癖をしっかり見抜き、次のゲームにキチンと活かしていた。
完敗ですね、腕もゲームに臨む姿勢もです。
悔しい敗戦ではありましたが、それ以上に貴重な時間を過ごさせていただきました。
Oさん、、今度は負けないよ😤