こんにちはstelliterです。
昨日、たまにお世話になる方の練習オフに行ってまいりました。
そこで久しぶりにこういう人にお会いしました。
『教え魔』です。
この方は実際にはそこまでではなく、せいぜい一言二言くらいでした。しかも嫌味っぽくもなく素直にお伝えいただきました。
しかし中には度を越して頼んでもいない指導や指摘をしてくる人っていますよね。
いったいどういう心境や意図をもってそういった行為に走るのか。
❝教えたがる人の特徴①:『知識のひけらかし』❞
はっきり言って8割方これでしょう。
『知識のひけらかし』
単にテニス技術に関して人とお話するというのは私も大好きですし全然ウェルカムなんですが、頼まれても聞かれてもいないのにいきなり
こういう時身体が開き気味ですね
足が一歩出ないですね
ラケット面の使い方が・・
云々言い始める。
最初はコミュニケーションのきっかけとして切り出されるのでしょう。
けど、それ必要な事なんですかね?
指摘したことに対し
あ、それ前から取り組んでいるんですよ、、やっぱそうですよね~
でしょ?なのでこういう風に打ったらいいと思いますよ~
あ、ホントだ上手くいった!ナイスな指導ありがとうございます!
このような流れが究極的にお望みなのかも・・・
あとは自論の正当性の証明や共感を得たい、、というのも大いにありそうです。
❝教えたがる人の特徴②:『気になって仕方ないのだろう』❞
これはまだ気持ちもワカランでもないんですが。
明らかに間違っている、やりにくそうにしている人を見て
やりづらそうだなぁ、、こう持って打つだけでめっちゃ変わると思うんだけど・・
こういう人を見かけた際には、ほんのちょっとだけ尋ねるように一言添えてあげたくもなる。
確かに気になって仕方ないというケースはある。
それが自分のパートナーとかだったら尚更。
ま、私は基本的にこれさえもやりませんけどね。
理由は後述します。
❝教えたがる人の特徴③:『本当に親切でイイ人』❞
まれに存在するのかも、、、しれませんが私はまだ100%に近いくらいお会いしたことはありませんね。
こういった『教えてあげた人を本当によくしてあげたい、上手くなってほしい』と思っている人、、中にはいらっしゃるのだと思います。
本質的に素晴らしい人。
しかしこういったことは受け手もそれを感じとれなければ成立が難しい。
『ちぇ、なんだよ聞いてもいねぇのによう』と受け取ってしまう人にはどうあがいても懇切丁寧な指導も徒労に終わる。
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気付かせてあげることのほうがよっぽど重要な気がするんですけどね、、無理にこちらから言葉をかけるというのではなく。
❝結局誰も得しないような・・❞
本当に親切心で教えてくれる人いるよ??
こうお思いになる人もいらっしゃいますよね。
ほぼほぼ初心者さん、、もしくはちょっとだけ打てるようになった人、、私がそういった人たちとテニスする機会があったとして、
あ~、ここは明らかに欠陥だなぁ
と思うこと、確かにあります。
しかし、、そこで指導・指摘、しますかね?
カラオケで聞かれてもいない歌唱方法、教えますかね?
楽しくやれればそれでいい、向上しようとするのかプレーすることをただただ楽しむのか。
向上しようとしているのならおのずと向こうから指導やアドバイスを求めてくるものです。
そこで初めて気づいたことをお伝えするだけで充分なんだと思うのですが。
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究極言えば大変失礼ですし、冷徹な言い方に聞こえるかもしれませんが、、
大体、教えたところでその人が上手くなることで得られるメリットって何なんでしょう。
そしてもう一つとしては、、
結局教えたほうも教わったほうも誰も得しない確率が非常に高い。
❝指導、、捉え方は人それぞれ❞
頼んではいないけど教えてくれる人に対して、
あの人は親切だなぁ、、丁寧に教えてくれるもん
と心から感謝される人もいらっしゃるのでしょう。
かたや私のように偏屈で
テメェ聞いてもいねえのにしゃしゃってくんじゃねぇヨ💦
という輩もおります。
でも何でも教えてくる人っていうのは私は基本的に『危険な存在』であり、注意が必要かと思います。
スポーツのような本能や反射といった一瞬の判断が行動を左右する世界においては言葉のシャワーは余計にこんがらがります。
自分に今何が足りないと本気で感じていること以外、、なんて勝手に横で話されても吸収しようという気になんかなれやしないもの。
こういった勝手に教えてくる人、、指導というものに本当に必要な、、
- 明らかにここに欠点がある、と見分けられ
- 絶妙なタイミングで
- 確実に相手に欠点を気づかせてあげることができ
- ビフォーアフターの結果に必ず結び付けられるスキルもある
この4点セットの『黒帯さん』であることが必須条件です。
教え好きなそこのあなた、、、、自信ありますか?
私は確実に無いですね(笑)