こんにちはstelliterです。
昨日のオフにて、そのプレーが非常に参考になった参加者さんがいらっしゃいました。
今日は自身への勉強も兼ねてそのあたりのお話をさせて頂きます。
それではいってみましょう。
❝完璧なテイクバック❞
昨日いつものようにダブルマッチを行なっていました。
その中で2度目にご参加いただいたHさん。
前回が結構前(2年以上前)だったのでどういったプレースタイルだったのか記憶が薄れていました。
たしか前回もフルボッコであったことは間違いなかったかと・・・
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で昨日久々にご一緒しましたが、改めて見惚れました。
基本、すべてのスキルが高いのですが、中でもフォアハンドのテイクバックの完成度が素晴らしかった。
- 準備の早さ
- 再現性
- 軌道の安定度
- それによってもたらされる球質とコントロール
どれをとっても『完璧』なんです。
テイクバック時、ループスイングのように上から回すのではなく、下から振り子のように早めに準備。
そしてテイクバックの最高点をやや抑え気味にして、きっちりボールの後ろにセットしていつでも迎え撃てるよう準備万端。
そのまま前に振り出し、強めに打ちたい・短くアングルに沈めたいなど、
なんでも出来ますよ~👍
といった安心感があります。
事実単純な凡ミスなど極端に少なく、私も他の人との対戦中、傍から見させていただいて、、
これはぜって~ミスする気しないわ💦
と感心しきりでした。
❝完璧なテイクバック:狂いようがない❞
見た目としてはいったい具体的にどんな感じなのか。
映像としては一番近いのはさっきから登場しまくり、やっぱりこの人
ソダーリンです。
あまり上にループさせず、スッとシンプルに後ろにテイクバック。
そしてラケットヘッドが素直に真後ろに位置している。
キリオスなんかは
いったん高く上から構えて思いっきりラケットヘッドを外に向けます。
ここからグワンッと後ろに振られる反動で強烈なフォアハンドの完成。
先のトップ位置から振り出し時はこのように。
相当に複雑なラケットワークが想像できますよね。
でもその分難易度が高そう。
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あと、私の考えるHさんの似たスイングとしては
伊達公子選手のテイクバック。
このようにあくまでシンプルに下から引いてラケットヘッドを後ろにセット、途中に余計な動作を入れない。
伊達選手の場合そのあとの振り出しが少し特徴的なので、あくまでテイクバックまでがお手本。
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そして三度登場のソダーリン
Hさんの場合、引き終わりはここまで大きくなく、伊達選手(これはほんとにコンパクト)とソダーリンの中間位置(やや伊達選手に近い目)くらいで引き終わる。
毎回この形を崩さずそして常に『フォアで打つ!』と決まってからすかさずセット。
この形からならばあとは余計な動きをせず、ただ振り出すだけ。
これでは正直、大きく狂いようがない。
この一連の動作が非常に洗練されている。
普通どんなスイングをする人でも相手のボールに対して揺さぶられると、共通して少しは乱れるもの。
しかしHさんに関しては準備の早さと正確性がハンパではなく、形が崩れない。
繰り返しになりますが、とにかくこの、、
- 準備の早さ
- 形の崩れなさ
これだけはどんなスイングをする人でもマネしたほうがいい。
これは一朝一夕に身に着けられそうもなく、相当に修練しないと。
そして案の定この過程を経て繰り出されるボールがメチャ高クオリティだった。
❝完璧なテイクバック:どんなスイングの人にとっても参考になる❞
自分には自分のスイングってものがあるでしょう
人のまねするほうが返って遠回りなんじゃ?
という意見も出るかと思いますが。
でも誰だってYOUTUBE なりDVDなりで人の動画観てフォームとかスイングとか参考にするじゃないですか?
www.youtube.comあれって私の中ではあまりやらないんです。
しかしこのHさんのフォアハンドに関してはとにかく誰が見ても
参考にしかならない
とさえ思える。
動画で見るのもいいんですが実物を目の前で見せつけられると、どうしても惹かれる。
いや、昨日は目に焼き付けておいてよかった。
できれば動画撮らせてもらいたいくらいだった。
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ちなみに、そのHさんとは残り時間の関係(総当たりの最後に当たった)で5ゲームほどしか消化できず2-3あたりでタイムアップ。
よ、よく2ゲーム取れたな、しかし💦
いやフォアだけじゃないんですけどね、その他も非常に質の高いプレーの連続。
久々に本格的なキャリアを積んだであろう人とご一緒出来てうれしかったです。