こんにちはstelliterです。
テニスを始めたのが遅い人、いますよね。
今日はその中でもたまにいらっしゃる『強い人』について私的印象を少しお話します。
それではいってみましょう。
❝初対戦のお相手との会話❞
数日前のナイターオフにおいて、初めて参加くださったSさん。
時間前にお見えいただき開始前に少しだけお話していたんです。
というか先にSさんのほうから切り出されたのですが、、
Kさん(私です)、今おいくつなんですか?
あ、4?歳になりました。
あ、そうなんだ。テニスオフでのプロフィールを拝見したんですが、確か40歳過ぎてからテニス始めたんですよね?
そうなんですよ~、なのでお手柔らかにお願いします(笑)
こうお答えした後に
実は私も今5?歳で、テニス歴6年なんですよ
とおっしゃいました。
今5?歳でテニス歴6年ということは明らかに50歳前くらいにテニスを始められたということ。
事前にそのようにお話され、そして私も聞かれたので正直に現在のテニスキャリアをお答えしました。
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そう、、何となくお気づきでしょうか。
まず私の最初のインプレッションとして、、
あ、今日はまあ問題なく勝てるだろう
こう内心思っていました。
やっちゃいけないとはわかっていつつも、、バカですねぇ。
❝テニスキャリアの私的見解❞
以前にこのような記事を発信しました。
平たく言うと、
『自分のこれまでの経験上から、40代以降からテニスを始めた人に負ける確率は1割もない』
事実としてこういった経験が有ることから
今日は勝てるね、間違いなく
このように高を括ってしまっていたんです。
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どうしても球技って年齢が若年からスタートしていればいるほど有利。
球技に必要な『球感』の養われ方が全然変わってきますからね。
ある程度年齢がいってからのキャリアスタートとなると、私を含めどうしても何処かぎこちなさが伺えますし、実際そこからの伸びしろって限られてくる。
これは自分自身で身をもって体感しています。
もう少し早めにテニスはじめていればな~
と感じてしまう部分はあります。
ま、この歳になってから始めたからこそ楽しめているんですけどね。
とにかく、この日は開始前からどこか楽観的でいたんですね。
❝Sさんとの対戦スタート、、『え!!??』❞
ともかくSさんとのシングルス対戦スタート。
サーブ練習のその場で『レフティー』であることが発覚(申し込み時に記入を求めていないので当日知りました💦)。
ゲゲ、、左利きか~
とちょっと嫌ではあったんですが、まあ仕方ないです。
で、ゲーム開始。
するとのっけからSさんのプレーが思いのほか『鋭い』
特に少しでもこちらのボールが浅くなろうもんなら、『チャンスボール!』と打ち込んでくる決め球がやたらきれいに左右に振り分けられ、しかもなかなかの決定力。
そしてサーブも年齢とキャリアから想定したそれよりも明らかに、、
『ショボくない』
え、想定の範囲外過ぎる、マジか💦
キャリアと年齢を物差しにして考えると、これまでで最も勝ちやすい部類の対戦相手だと思っていたのに、ぜんぜんそんなことない。
苦手のレフティーということも相まって、めっちゃやりづらい。
こんなハズではないんだけど・・
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で、一気に飛ばして先にゲーム結果をお伝えすると
❝一応なんとか勝ちました🥵❞
しかし劣勢である場面が多く、、終始攻められていました。
なんだよ~勝った気しねぇなぁ
そしてゲーム終了後少しまたSさんとお話しました。
❝同じ思いだったSさん(笑)❞
お疲れさまです、今日はありがとうございました。
こちらこそありがとうございます。
ところでSさん、本当に50歳前にテニス始められたんですか?そのキャリアで今日の出来。ちょっと信じられないですね。
そうですか、いや自分もちょっと思うところあったんですけどねぇ。
最初にKさんのご年齢とテニスキャリアお聞きしたでしょ?
ええ、そうでしたね。
・・・・ん?もしかしてSさんも、、、同じように思ってました??(笑)
するとSさんニコっと笑って、、
フフフ、、うん、、まあねぇ(笑)
そう、Sさんも私に対して、、
今日の主催者、、楽勝だろう
こう思ってらっしゃってたんですね。
❝テニスを始めたのが遅い人、、❞
前述しましたが、やはり40歳以上からテニスを始めた人っていうのは私を含め総じて
『それ以前からテニスキャリアがある人にはどちらかというと勝てない傾向にある』
若いころからやっていた人はボールのクオリティが高い、、というのもありますが、テニスにおける勝敗を左右するのは何もボールの質だけに限った話ではありません。
- 戦術
- セルフコントロール
この二つの要素のほうが遥かに重要だと思っています。
そして実際にこの二つをよく理解していて、テニス後発組であるにも関わらずごくごくたまに
あ、アンタまじ強えぇよ💦
といった方も存在します。
しかし、早い段階からテニスに慣れ親しんできた人のほうが有利である傾向に変わりはありませんよね。
正しいインプットとアウトプットを実行できているならば、、
- いろいろな強者との対戦経験
- 打ってきたボールの数が違う
この二つだけでもテニス後発組に対してはるかにアドバンテージがあります。
❝稀に強者も存在する、テニス後発組❞
私のオフに20代の方が参加されるのは比較的少ないです(だいたい10~20%くらいでしょうか)。
私のプロフとオフの募集内容からだいたい30~50代の方に参加希望いただくことが多い。
その中でも毎回記入いただくテニス歴と戦績において稀に先のSさんのような、『40歳以上でテニスを始めた後発組』もいらっしゃいます。
たいていは勝たせていただく(9割以上勝ちますが、実質そういう経歴の人があまり来ないww)のですが、今のところ、オーバーパワーされたのは1名のみ。
私もここ2,3年、相当な人的・時間的、そして金銭的リソースを惜しむことなく投入してきましたから。
ここまでやってきて、そういった方に負け越しなんてご勘弁(笑)
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それはさておき、そのたまにいらっしゃる残り1割の人。
明らかに私よりは、『やっていないはず』。
要するに『テニスのプレー密度』としては明らかに私のほうが密にやっている(と思う)。
どうやってこの球感・勝負勘を培ってきているのやら。
さぞかしその昔なにかにおいて鳴らした御方に違いない、、と思ったのですが。
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聞けば、
大してこれまでスポーツなんかやってこなかったし、特に球技も熱を込めてやってきてないよ
こうおっしゃいます。
余計なスポーツ経験とかないほうがいいのかもしれませんね。
ただ、その土をつけられたお一人も、先のSさんも共通して言えることは、
なんか体格がいい、鍛えられている
日常から筋トレしてましたとか、身体を動かすお仕事の方が多いんですかね。
頑丈そうなんですよ。
球技に対する素養以上のポテンシャルを感じさせる。
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普通は逆に、体格云々よりも
『野球とかサッカーとかやってたんですか?』
って思っちゃうじゃないですか?
でもそういう地盤を持っていたわけではなく強くなっていく。
最近共通の話題の先輩ブロガーさんにお伝え聞いたのですが、オーバー50歳からテニスを始めてゆくゆく、ダブルス区大会で優勝された方もいたとのこと。
かなりな才能を秘めていてかつ努力もされたレアケースではあると思いますが希望の星ですね。
しかし強くなる人ってわからんもんです。