こんにちはstelliterです。
昨日、自分の兄貴分的存在の先輩、Mさんにストリングの張替えを頼まれました。
前日のツイートにてラケット写真も掲載。
おはようございます
— stelliter@テニスアディクト (@stelliter1) August 1, 2020
せっかく昨夜張りづらい18×20、しかもストリングの通しづらいフルキャップグロメットのプレステージ2本張り上げたというのに
「昨夜張ったので今日渡せますよ?」
と聞いたら、持ち主の先輩が
「来週でいいや~」
だと。
酷い先輩だ(笑)💦
さ、早朝シングルス行ってまいります🎾 pic.twitter.com/Qe1VgBDkRE
懐かしいですね。
『リキッドメタル プレステージMP』
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Mさんは普段アエロプロドライブを使用しています。
もうここ7年くらいず~とアエロでした。
一度ブラストを張ってあげたこともあったし、本人も随分と気に入っているので、今回もてっきりアエロかと思っていました。
しかし手渡されたのは上記のプレステージMP2本。
アエロの前はプレステージ使ってたんだよ
以前そう言っていたのは記憶していました。
Mさんは先輩だけあって私より結構年齢も上。
そろそろ還暦の声を聞く年齢なので、アエロよりも飛ぶラケットにチェンジするならまだしも、まさか今更プレステージに戻ろうと試みるとは。
どうしてまた???アエロじゃないんですか??
なんかストローカーとしての本来の自分に戻ろうかと。あとやっぱり打感は最高だしねプレステージは、、
とのこと。
んん~大丈夫かな、、
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まず言わずもがな、アエロプロドライブのスペック(もう説明の必要もないですが)は、、
フェイス面積:100インチ
フレーム厚:23~26mm
重量:300g
バランス:320mm
ストリングパターン:16×19
ま、普通の黄金スペックです。
フレーム形状はラウンド形状の中でももっとも尖っている『アエロ形状』とでもいいましょうか。
そして今回のプレステージMPのスペックはこの通りです。
フェイス面積:98インチ
フレーム厚:21mm
重量:320g
バランス:310mm
ストリングパターン:18×20
どうでしょう、、両スペックの違いから容易に想像されるのは下記の3点ですよね。
- 断然飛ばなくなる(ストリングセッティングは今回2パターン)
- スピンがかからなすぎる(と感じるであろう)
- 打感が違いすぎる(柔らかすぎると感じるであろう)
中でも一番引っかかるのはこのストリングパターンとフレーム厚ですかね。
とにかく最初は
かなり飛ばない、スピンがかけにくい
と感じるはず。
黄金スペックの中では比較的飛ばない部類のアエロプロドライブですが、それにしたっていきなりプレステージMPにチェンジしたらかなり飛ばないと感じるはず。
そしてもう一つは『打感』の部分。
これまではアエロプロドライブにブラストの組み合わせ。
現代ラケットの中でも無類の硬さを誇るアエロプロ、そしてブラスト(しかも確か50ポンド以上と結構硬めに張り上げしている)です。
私からしたら『ガッチンガッチン』なコンビネーションです(笑)
そのラウンド形状(アエロ形状??)から一気に生粋のボックス形状、しかもフレーム厚も5mm減。
飛びをはじめとしたアシスト部分の違いもそうですが、過去に使用していたラケットとはいえ、相当『しなり』を感じるはず。
しなりであればいいのですが、捉えようによっては
なんかボヨンボヨンしているな~
と感じるかもしれません。
『ガッチーン!』という手ごたえで打球することにきっと何年も慣れているため、使用感が激変すると想定される最たる部分です。
で、ラケット2本ということで、ポリとナイロンモノをそれぞれ張ってくれと指定されたのですが、ここでもまた懸念材料が。
きっとプレステージにナイロンモノ・・かなり打感がボヤけて感じるに違いない
と予想。
ここにおいても
先輩いいんですか?(上記理由)から、ナイロンモノのほうはより一層『気に入らない』可能性ありますよ?
ともお伝えしました。しかし先輩は、、
まあそうなんだけど、せっかくだから2種類試してみたい気もするんだよね。なので当初の予定どおり2種類張ってくれる?
とのこと。
まあ打感はともあれ身体や肘にはナイロンのほうがいいはず。
先輩には年齢のこともあり、そろそろ身体もいたわってほしいところ。
なので先輩には、、
じゃ、一本はナイロンにしましょう。あとストリングテンション、、少しアシストを考慮して下げ目にしますよ?
とお伝えしてあっさり承諾。
さてお渡し後、使用するのは来週末予定のよう。
どうなることやら感想は。
少し心配なの半分、、ちょっと楽しみも半分。