こんにちはstelliterです。
今週から本格的に使用可能となった各テニスコート。
これまでできなかった鬱憤を晴らすべく、みなさんも積極的に参加されているのではないでしょうか(怪我のないように気をつけましょうね)
ところで、久しぶりに何かを再開する前に少しだけ不安になることってありますよね。
今回はちょっとその延長線上あたりの話について考えてみたいと思います。
それではいってみましょう。
❝久しぶりでも上手い人❞
昨日、珍しく平日の日中テニスしてきました。ご一緒した方は自分のサークル仲間で、こちらもたまたま平日に休みをとっていたタイミングが合ったためご一緒させていただきました。
わたしはフライングして先週一度プレーしていたのですが、その方は本当に久しぶり、2か月以上まったくボールを打っていなかったのですが、いざ始まってみたら、ぜんぜん球感が失われていないんです。
体力的には少し余裕はなかったようなのですが(そこは鍛えておけよと)、ご自身曰く、、
「ちょっと不安もあったんだけど、久しぶりでも全然やれるもんだね」
とサラッとコメント🤙
かたや、わたしは先週一度オンコート経験しているというのに低調なプレーの連続でした(笑)
- 「久しぶりだったけどうまくいった」
- 「やっぱり久しぶりだから感覚が戻っていないや」
これはテニスだけに限った話ではなく、スポーツ、趣味、何でも当てはまる「あるある」
どういった違いがこのような差を生み出すのでしょうか。
❝あまり文献はないみたい❞
ある程度調べては見たんですが、あまり科学的文献は見当たらないものですね。調べ方が悪いのか無知なのか(笑)
久しぶりにプレーする際の❝注意点❞などはすぐ検索されるのですが、具体的にこうだから上手い人は感覚が失われていないんだよ、、などの名解答を得られませんでした。
なので以下はわたしなりに考えてみました。
❝単に調子が良かっただけ❞
まあこれが理由なら身も蓋もないです、皆悩みもしませんね。
調子が良かったんだから、ハイそれまでです。
自身の感覚的にも手ごたえを感じられる日というのは何をやっても上手くいくものですから。
でもそんな簡単な話ならツマンナイですよね。
偶然調子が良かったというだけで片付けられるものでもなさそうです。
❝最初からセンスが違う人❞
まずは才能があるって事ですね。いつでもすぐに自分を引き出せるという。
あまり見かけないタイプですが、周りでもごく少数ですがいらっしゃいます。
ここはマネのできない芸当です、運動に対する伝達神経系の濃度が濃いというか。
マネできないんだから想像で話す範疇になってしまうため申し訳ありません。
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例えば自転車って久しぶりに乗るとしても、ほんとに乗り始めの最初以外は結構すぐに感覚を取り戻しますよね。
それは大抵の方が幼いころから「乗れる」という経験を通ってきているからであって、実際単に自転車に乗るという行為はそれほど難しいことでもありません。
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「できる人」にとってはテニスもそれと同じで、あまり難しいことだと思っていない、、できて当然な行動であるから、一度動き出してしまえばそれほど難しいことではないということでしょう。
でもこういう人は少ないですよねアマチュアレベルでは。
だったらもうとっくに上に行けよという感じですから。
❝それまでの熟練度や固まり方が違う人❞
すでに相当なキャリアをお持ちの方、、ここはもう積み上げてきたモノが違うという簡単な理由です。
テニスレベルはともあれ、何十年も取り組んできたことであれば、もうすでにその人の中であまり上下しない何かがガッチリ固まっている。
そう簡単にはスキルも調子も上下はしないということなんでしょう。
まあ悪く言うと「伸びしろにかける」という見方もあるかもしれません。
先ほど紹介した方以外に昨日もう2名いらっしゃったのですが、こちらもやはり、、
「久しぶりでもそんなに変わらないでプレーできた」という感触だったようです。
やはりキャリアは30年以上の方たちです。
❝あまり考えない人❞
ここが本命でしょうか。
普段のプレーから日常まで、あまりテニスについて深く考えない人。要するにテニスに依存していない人という感じ。
こういう人は一定期間テニスしていなくても、調子の浮き沈みそのものがあまりなさそうですよね。
仮にプレー頻度は多かったとしてもコート外はあまりテニスについて、、しかもプレーについてなおさら深く思考しない人です。
技術的に低いというわけではありませんよ。
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もちろん先の項のセンスにつながる話でもありますが、これはとても素晴らしいことであり、いい意味で「テニスに対する思考がまとまっている人」です。
- 普段からあまり悩まない(言いかた悪いですかね💦)
- どちらかというと感覚的にテニスしている
- 欲がない
- オンコート以外ではテニスについてあまり考えない
プレー中には悔しい思いもしているのでしょうが、その場を離れればすぐに切り替えられるメリハリの効いた人。
こういう方は非常にオトクで、ストレスの少ないテニスをしそうですよね。
かたや引きずりがちなわたしが、負け惜しみを言うとすれば向上心がない人(笑)
❝得意なことと考えないことは別❞
余談ですが、、
「要は元から才能があって得意な事だからと言いたいの?」
もしかしてこんな疑問が出たりするのでしょうか。
しかし違います。
得意なことは誰でも一つは持っている。
しかし得意なことにも関わらず、いろいろ考えこんだり意識したりすることなんていっぱいあるじゃないですか。
その意識下に置きまくった状態だと、当の本人はなかなか頭の中で切り替えられないことなど数えきれませんよね。
ですのでこの、得意な事、好きであることプラスその結果をキチっと受け止める。
かつ必要以上に自分の中にストレスをため込まない能力っていうのはなかなか実践できるものではありません。
この領域の対象者って少ないですよ、上手すぎてもヘタ過ぎてもその存在数って激減します。
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本当に上級者となるとやっぱりテニスに対し大なり小なり悩みを抱えているもの。
コート上で感情をあらわにしたりもするし、時には人の目も気にするものです。
それでも異様に高い上昇志向のもと日々練習にはげんでいますからストレスを共にしながらも、どうしたって上に行く。
そして反対のベクトル、、あまりお上手でない人だと、上達意識そのものが低かったりします。
「今日は久しぶりだし上手くいってもいかなくても楽しめればそれでいい」
こういう方はストレスも溜めないかもしれませんが腕前も「アレレ??」といったレベルかもしれません。
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ちなみに私にはありませんね、そういう意識しないでも得意というステキな事って
一応はこんな私でも得意だと思っていることの一つくらいはあるものなんですが(ホントですよww)、やはり人の目も気にするし、上手くいかないとストレスもたまる。
その場を離れて家に帰っても、「なんだかなぁ」と引きずったりしています。
なのでやっぱり欲がないということは、あるフェーズにおいては最強の武器になりますね。
❝どうすればこういう人になれるのか❞
簡単になれるとしたら苦労しませんよね。
でも一つ言えることは、繰り返しになりますが
「普段はテニスについて深く考えない」
強くプッシュできる根拠はないのですが、あまり考えこまない人が得てして実力通りのプレーを発揮するという傾向にあるようなんですがいかがでしょう。
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こういう人はこれまで培ってきた自分の中にあるものをスムースに取り出せる。
脳の指示経路が1本か2本くらいしかないから、混線しづらいと考えられないでしょうか。
つまり、、
「事前に必要以上に用意してこないほうがいい」
これは用意しまくってくるわたしが反対にあまり上手くいかないということが、証明していますよ😂
❝やっぱり欲がない人は総じて得をする❞
最終的にここにつながるような気がしますが、やっぱり欲がない人は結果的に得をする。
事に当たるスタンスの取り方がきっと上手いんですよね。
こういう人は成功しがち、努力と成果の軸が比例しやすい。
まあ私には無理かもしれませんね、毎日プレー中以外もテニスのことを考え、ブログも書いていますから。
なので上達や調子合せにはそういうある種の限られた人とは違うアプローチをしていかないと・・
しかしうらやましいなぁ(笑)