脱中級テニス🎾歴代もっともシビアだと思ったラケット2選

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こんにちはstelliterです。

最近ラケットに関する記事をいろいろ書かせていただいております。

stelliter.hatenablog.com

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今回はこれまで打ってきたラケットの中で

「これはシビアだな~」と感じたラケットをお伝えしたいと思います。

部門別に細分化(飛ばない・スイートが狭い・スピンがかかりにくい)してもいいのですが私自身、ラケット一本にそこまでボリューミーにお伝えできる知識に欠けますので、今回は2本同時に選ばせていただきました。

 

それではいってみましょう

❝その①:BABOLAT PURE STORM GT LTD❞

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フェイス面積:95インチ

フレーム厚:19mm

重量:320g

バランス:305mm

ストリングパターン:18×20

1本目はBABOLAT PURE STORM GT LTDです。

 今思えば、なんでこのラケットを買ってしまったのかというくらい自分には不釣り合いなスペック。95インチはまだいいとしても、18×20のパターンにフレーム厚19mmのボックス形状です。

「生涯使いこなせるわけない💦」といった感じです(笑)

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(ここがGOOD)

打った感触は19mmのボックス形状にしては撓りはあまり感じられず硬めのフレーム。なのにどこかしっとりとした、とても打ち応えのあるラケットです。

95インチラケットはこれまでも色々打ってきましたが、中でも随分とフェイスが小さく感じました。バランスが305mmとかなりのトップライトなため、重量のわりにスイングスピードは上がります。

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雑な振動も少なめで、BABOLATのWOOFERがしっかり機能しています。ボールの当たり所も伝わってくるので、打球感を大事にする方にはすごくおススメできると思います。

なのでコントロール性というか、狙ったところに打ちたい場面でこのラケットの良さを引き出せると思います。

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(ここがBAD)

まあお分かりですよね、、

スピンかかりません・飛びませんよ💦

 フレームのしっかり度は素晴らしいものがあり、スペックから想像されるよりは跳ね返しがあるものの、やはりアシストがあるとは言えませんね。合わせてスイートも狭い。

十分に自分の体勢が出来上がっている状況から打ち込むという場面以外にどういう用途で使えるのこのラケット??というくらいに使いどころが見当たりません。

サーブからボレーからとにかくシビア、、特に守りの場面ではまず頼りになりません。

仮に上級者が使ってもまず「試合で使えるメリットはない」と思わざるを得ないです。

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(使用プロは?)

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いないでしょたぶん?と思うくらいに難しいラケットですが一応ライアン・ハリソンが当時使っていたということです.

はっきり言ってアヤシイ、、PJ(ペイントジョブ:塗装だけ同じで中身は違う)なんじゃないかと疑いたくなるくらいですが、写真からみると本当にLTDのようですね。ちゃんとストリングパターンが18×20です。

生活のかかったトッププロが使うラケットとは思えません。

のちにハリソンもPURE AERO VSにラケットチェンジしています。

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(どういう人におススメ?)

一言、、

打球感・練習でのラリーを楽しむ方

ラケット好きな方にはおススメできると思います。

あとはスピナーではなくボールを運ぶように打つプレースメント重視な方。

でも試合では勝てないと思いますよ、、しかもダブルスだったらパートナーに、、

「そのラケット使うなら組まないヨ」とか言われそう(笑)

❝その②:PRINCE  EXO3 REBEL 95❞

EX O3 レベル 95 | プリンス | みんなで作るサイト『テニスラケット ...

フェイス面積:95インチ

フレーム厚:20mm

重量:310g

バランス:315mm

ストリングパターン:18×20

 2本目はPRINCE EXO3 REBEL 95です。

なんのことはない、単にモンフィスが過去に使っていた動画を見て、「カッコイイ!!」と憧れたんですよ。

www.youtube.com

関係ないですが「モンフィスが嫌い」っていうアンチを見たことがありません。それくらい大人気な選手です。

それはさておき、事実ラケットの見た目も少しだけ奇抜な感じがまたイイんですよ。

スペックとして多少厳しいだろうなと想像はしていたんですが。

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(ここがGOOD)

まず見た目ですよね、縦長なフェイスに奇抜なカラーリング。

ラケット性能的には、サーブとフラットストロークには向いているのではないでしょうか。EXO3であることから振り抜きはそれほど悪くもありません。

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バランスが315mmと重量のわりにそれほどトップライトでもないことから、単純に重い部類のラケットです。

すみません、それくらいしか浮かんできません(笑)

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(ここがBAD)

打感が最高に気持ち悪かった。

18×20で縦長フェイスのEXO3っていう組み合わせだからでしょうか。デンスストリングパターンのEXO3ってなんとも言えず、「どこに当たってるのかわかりゃしない」。

別にビンビン感触を味わいたい訳ではないんですが、 打球感があまりにも希薄でしたね。その影響なのかとにかくボールをコントロール出来てる感じがしなくて、コントロール系ラケットであるにも関わらず、ミスを連発していた記憶があります。

まあ結構前に所有していたので今よりもさらに自分が「ヘタクソ」だったというのも大いにあります。

ラケットそのものが持つパワーは他の95インチ勢と較べてもそれほどそん色はないと思いました。しかしO3であることを考えれば、売りであるスイートの広さからくるアシストも多少は期待したいところでしたが、、

ほとんど感じられませんでした。

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(どういう人におススメ?)

For Sale PRINCE PRO STOCK REBEL XP 95 - TX235P-95 CT2 27" L2 - pj ...

モンフィスが好き、、という人以外におススメできる要素はないですね(笑)。

あとはPURE STORM GT LTDと同じく、スピナーではなくボールを運ぶように打つプレースメント重視な方。

しかしTENNIS WAREHOUSEでの評価は高かったというのがまた不思議でした。微妙に海外モデルとは重量が違ってはいたのですがそれでも意外でしたね。

www.tennis-warehouse.com

❝後世に残されなかった変わったラケット❞

とにかく共通して

  • パワー不足であること
  • スピンのかかりがよくないラケット

であることはスペックから想像される通りです。

一般のアマチュアプレーヤーに使用推奨される条件が見つかりません。

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2本とも後継機種が途切れましたからね。

PURE STORM GT LTDは次のPURE CONTROL 95まで、REBEL 95はのちTOUR 95まで一応2代続きました。

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使用選手もそれぞれ別のラケットにスイッチしたり、メーカーそのものを変えたりして、看板を失いましたから。

まあハリソンはともかく、特にモンフィスのWILSONへの移籍はPRINCEにとっては痛かったでしょうね、いずれのラケットを使用していたとしても。

Gael Monfils - Wilson Tennis Advisory Staff

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二人ともその後よりパワーのあるラケットにチェンジしていますし、如何にこの2本のラケットがのちの需要薄であるか証明されたということなのですかね。

❝シビアなラケットを使用するメリットって??❞

ここ最近で考えられる、市場において最も難しそうなラケットというとおそらく

 Wilson BLX Pro Staff Six.One 90 - Prostocktennis

WILSON PROSTAFF 90

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 ご存じフェデラーが2013年(?)あたりまで使用していた最後の90インチモデル、そして

Yonex VCORE Tour 89 - Prostocktennis

YONEX VCORE TOUR 89

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バブリンカがYONEXに移ってきて最初のころ使っていたとされる89インチの変態モデルです(本当に使ってたんですか?)。

この2本あたりでしょうか。

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もはやこれら極端に面の小さいモデルを使うメリットというのが黄金スペックあたりと比較して、果たして存在するのかが良くわかりません。特に試合で使用するというのであればなおさらです。

上級者でさえここまで飛ばない、というか全般的にシビアなラケットをメインで使用しているのをほぼ見たことがありません。

stelliter.hatenablog.com

過去記事でも述べましたが、最近では全般的にプロも大きめなフェイスサイズのラケットを使用する傾向にあります。

PRINCE時代に95インチを使っていたモンフィスはいまやULTRA 100を使用しているそうですから。

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(しかしこれ100インチありますかね)

以前のように、、

  • プロは飛ばないラケットを使ってコントロールしている
  • パワーがあるラケットは扱いづらい

と捉えるのではなく、アシストというプラス面に位置づけ、しっかり武器に転換できているのです。

❝まとめ❞

 年齢的にも技量的にも、これらのようなラケットを使うことはないとは思いますが、皆さんももし「どんな感じなのよ」とご興味がありましたら一度参考程度にお試しください。

おススメはしないけど(笑)