こんにちはstelliterです。
みなさんご使用のラケット、重いですか?軽いですか?飛びはどうです、飛びますか?抑え目ですか?
今日はいろいろとみなさんのお気に入りラケットがあると思いますが、またまたちょっと私見でもって切り込ませていただきたいと思います。
少しでもみなさんの理解を得られ、お役に立てると信じて。
それではいってみましょう。
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目次
- <おおまかにラケットはこの3カテゴリーに含まれている>
- <ラケットを選ぶ要素>
- <外から見た感じではわからないラケットマッチング>
- <よほど合ってないラケットでないとアドバイスは難しい>
- <黄金スペックのラケットを使っていれば大きくブレることはない!>
- <パワーアシストという絶対的性能>
- <絶大なる人気・信頼性>
- <ひとまずまとめます>
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<おおまかにラケットはこの3カテゴリーに含まれている>
現在みなさんが、本当にレジャー目的でやってらっしゃる方および年配の方がご使用な一部デカラケ(105~120インチ、重さ250~270g)を除いて、下記の範囲のラケットを使用されていると思います。
ツアー系モデル
フェイス:90~98インチ
ウェイト:300~320g
バランス:310~320mm
フレーム厚さ:18~23mm
いわゆるほんとのツアーモデルなんて言葉で表現されるタイプです。
WILSON BLADEやHEADプレステージ、YONEX VCORE PROあたりでしょうか。
総じて飛びは控えめでホールド感のあるラケットが多いとされています。
黄金スペックモデル
フェイス:100インチ前後
ウェイト:295~315g
バランス:315~325mm
フレーム厚さ:22~26mm
ピュアドライブに代表される黄金スペックラケットを中心としたモデル。
とてもバランスが良く、現代ラケットの典型とされ、、トッププロも多く使用しています(中身はわからないですけど)
パワー系モデル
フェイス:100~107インチ
ウェイト:280~290g
バランス:320~330mm
フレーム厚さ:22~28mm
少し飛びのいいパワーのあるラケットですね。よく黄金スペックモデルのラケット名にチームとか加えられていたり、フェイスが100インチを少し超えるモデルだったりするラケットがこれに当たります。
ピュアドライブチームとかスリクソンV5.0とかですかね。
大体このあたりではないでしょうか。
もちろんこの範囲を両方にまたいだ、少し変わったラケットも市場には存在しますが、
おそらくこの範囲の中に含まれるラケットを使用されていることでしょう(だいぶ広く拾い上げましたから)
<ラケットを選ぶ要素>
- 飛び・パワーアシストがあるラケット
- 飛びを抑えたコントロール性のいいラケット
- 硬めで反発のいいラケット
- 柔らかくホールド感のあるラケット
- 重くて安定性のあるラケット
- 軽くて操作性のいいラケット
- 大き目フェイスでスイートの広いラケット
- 見た目がいいラケット
いろいろあります。
その人が何を優先してラケットを選んでいるのかによってそのスペックは大きく変わります(まあ見た目は関係ないですね)
<外から見た感じではわからないラケットマッチング>
一見フルスイングしている2人のプレーヤーがいたとして、でも使っているラケットはツアー系モデルと黄金スペックということでだいぶ違うな、、なんてことよくありますよね。
使っているラケットの特徴である部分を、
「そのプレーヤーがそのラケットの特徴をどのように利用しているか」
によって大きく変わってくると思います。
例えばピュアドライブを使用している人がいて、ああ、パワーアシストを求めているんだなと一概には言えないと思います。
逆にストリングセッティングでものすごく飛ばないようにしているかもしれません。
「なんでせっかく飛ぶラケットをわざわざとばないようにしてんのさ??」
と聞かれたら、
「だって感触が好きなんだよ」
と答えるかもしれません。
飛びは同じくらいのラケットでも、打った瞬間のプレーヤーが感じるフィーリングは1本1本違います。何が気に入るかわかりませんから。
<よほど合ってないラケットでないとアドバイスは難しい>
極端に飛ばないとか飛びすぎるっていうチョイスをしてしまっている場合を除いて、上記の項目の理由もあり、ドンピシャなラケットマッチは難しいです。
ですのでこういう人は軽めのラケットを使ってください、とか、あなたはもう少し飛びを抑えたラケットのほうがいいでしょう、、なんてアドバイス、わたしにはできません(笑)
そんなのを私ごときがここで書いても信用されないだけです。
ですが、私なりの視点で一つだけ言えることを今日は書かせていただきたいです。
全てを満たすギア選びを導きだせる人は、おそらく有名コーチやプロショップのベテランさんでも一握りだと思いますので。
ちなみに上記写真は墨田区にあるテニスパラダイスさん。
すごく丁寧にラケットチョイスの相談にのってくれるショップさんです。おすすめですよ。
<黄金スペックのラケットを使っていれば大きくブレることはない!>
これ結論です。
ピュアドライブに代表される黄金スペックのラケットを使っていればまず外れることは少ないと私は確信しています。
理由となる要素は下記です(今回記事では1.までとさせていただきます)
- トータル能力に文句がつけられない(特にパワーアシスト能力)
- ストリングでいくらでも調整できる(飛ばしたい。抑えたい)
- 豊富なラインナップ(細かいスウィングウェイトバランスで選べばいいだけ)
- 選択肢を減らせる(ここから選んで後は見た目でもいい)
(1.トータル能力に文句がつけられない(特にアシスト能力))
これはもう否定のしようがないです。
よく
「ピュアドラは飛びすぎてどうも制御できないんだよな~」
という方が多いです。
培ってきたスタイルがそれぞれありますし、あえてその人に
「いや黄金スペック使えよ、いいから」
なんて言えません。
あくまで多数の方に合うラケットという観点でいえば、これしかないでしょ?ということです。
トータル能力と申しましたが、確かに全てにおいて優れています。
サーブ・ストローク・ボレー三拍子そろっています。
先ほどのピュアドライブが合わない方たちが言う、そのコントロール性能すら私はBLADEやプレステージにも負けていないと思います。
それはなぜか、、わたしはコントロール性能というのは
「パワーアシストあってのコントロール性能」
であると思うからです。
<パワーアシストという絶対的性能>
確かに球出し(私は苦手ですが)ならわかります。
常に手元から狙ったところにボールを打つのであれば、フェイス面積も小さい、そして重ためでトップライトのラケットのほうがいいと思います。
一定のリズムで振れるのであればその方が絶対に安定することでしょう。
しかしながら、どれだけピンポイントで的を狙えそうなラケットでも、やはり相手は飛んでくるボールです。
いろいろな角度やスピード、重さ、回転で飛んでくるボールに合わせてコントロールしなければならないときに必要なのはプラス
「パワーアシスト性能」
であると考えます。
特筆するのはそのパワーアシストという面で非常に優れているのが黄金スペックラケットです。
だからといってパワー系ラケットは、軽くてフェイスも大きい。じゃあアシスト満載じゃんと思うのは早計です。
パワー系ラケットはスイングウェイトが軽いため、パワーはあっても面ブレしやすいんですよね。
要するに振られたときに追いついたボールを飛ばしてはくれるけど、コントロールが定まりにくい、球が散らばりやすいんです。
これは比較的余裕がある場面でもそういう傾向にあるように感じます。
パワー系ラケットはストリングのチョイスもやや迷いますね。
その軽さから打感や飛びの幅が随分と変わってしまう印象があります。
黄金スペックのラケットはこのスイングウェイト・フェイス面積からくるスイートエリアの広さも相まって、絶妙にパワーアシスト能力が高く感じられるように設計されているのだと思います。
これより重くても軽くても、大きくても小さくても微妙にずれてしまう。
その中間をズバリついたキラースペックなんですね。
<絶大なる人気・信頼性>
日本でもピュアドライブが発売されてから、
「テニスが簡単に感じる!!」というインプレが多くみられたそうです(そのころのテニス事情を知らないものですから)
というのは言い換えればまさに
「絶妙なパワーアシスト」
という感覚にほかなりません。
その衝撃的な印象を市場に与えられたからこそ、あのような爆発的ヒットにつながっているのですから。
<ひとまずまとめます>
ちょっと長くなりましたので今回はここまでにしたいと思います。でもこのパワーアシストの本当の意味をお伝え出来たのはうれしい限りです。
残りの2,3,4要素は次回とさせてください、、もう少し読んでくれた方の背中を押してみたいと思います。